ミリキタニの猫《特別篇》 -猫とアートと戦争と…そして尊厳(プライド)

 《特別篇》とは2本立て

世界の映画祭で話題になった「ミリキタニの猫」(2006年)に加えて新作の短編「ミリキタニの記憶」(2016年)が同時上映の2本立て《特別篇》

  • 『ミリキタニの猫』(リンダ・ハッテンドーフ監督/2006年・74分)
  • 新作『ミリキタニの記憶[短編] 』(Masa監督/2016年・21分)

  • ジミー・ミリキタニが只者ではないと、出会った人はすぐに理解しただろう。芸術家とは、いかなる国家に収まることも、収められることもなく生きていく、生きていけることだ。かつてドロップアウトという言葉があって、帰る処なく(ホームレスで)生きることは、どこにもない場所=ユートピアを心に持ちつづけることを意味した。

    あの忌まわしい収容所から外に出て以来、おおよそ60年間、ジミーは誇り高きヒーローだった。ジミー・ミリキタニは『路上』のケロアックと同世代だ。ジミーの誇りをいまや誰ももっていない。いや、ミリキタニを知っていることはわれわれの誇りとなるのだ。ジミーの名を唱えれば、どこでもわたしたちは生きていける気がする。

    岡﨑乾二郎

  • お知らせ
    • 2017年09月27日
      火星の庭の展示に追加作品

      仙台の劇場公開に合わせて、 book cafe 火星の庭 で21日から始まったミリキタニのミニ原画展(&写真展)に新たに1点原画が加わりました。明日28日から展示されています。竹林にうさぎがいる絵です。

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